料理とは離れてしまいますが・・・・先日読み終えた本のご紹介です。
“香水”
最近映画化されたようですが、愛をもとめる孤独な男が至高の香水を作る物語です。
内容的には少し重いですが、香り作りの工程からかぐわしい香りがするような・・そんな小説でした。
どうしてわたしがこの小説を手にしたかというと。。街の舞台が香水の街“グラース”というところから。
わたしも以前香水をつくりに、この街を訪れました。
街全体から香る花の香り。。とても素敵な街でした。
調香師の指導のもと、“すっきりしているけれど少し甘く魅惑的な香り”を作り出そうと、繊細な感覚を大切にし、丁寧に丁寧につくりあげました。
しかし、、出来上がりは、、、
・・・頭の痛くなるような甘ったるーい香り。。
イメージはできていても、組み合わせというのは難しいものなんですね。。
工場には私の名前で香りが登録されているので、自分だけのオリジナルの香りとしていつでもオーダーできるのですが、、、
オーダーすることはないでしょう。。。